日本人がよく食べるお蕎麦 知っていますか?蕎麦もスーパーフードなのです!
昔からよく食べられている蕎麦。引っ越し蕎麦や年越しそばなど日本人にはなじみが深い食品ですよね。実は蕎麦もスーパーフードだったのです。今日は蕎麦のスーパーフード効果を紹介します。
改めて知る蕎麦
蕎麦(そば)は、穀物のソバの実を原料とする蕎麦粉を用いて加工した日本の麺類の一種です。
蕎麦は通常「蕎麦粉」、「つなぎ(小麦粉)」、「水」を用いて作られます。つなぎを用いないこともあり、風味付けの材料を加えることもあります。
つなぎは一般的には小麦粉が用いられます。小麦粉に含まれているグルテンがつなぎの役目をしているのです。小麦粉の他につなぎとして使用されるものでは鶏卵(卵切り蕎麦)、長芋・山芋、布海苔(へぎそば)、こんにゃくやオヤマボクチなどがあり、それらを加えることで独特の食感やコシを出します。
蕎麦の種類
十割蕎麦(生粉打ちそば)
つなぎ無しで蕎麦粉だけで作った蕎麦です。
九割蕎麦
蕎麦粉9:小麦粉1で打った蕎麦です。
二八蕎麦(内二八蕎麦)
蕎麦粉8:小麦粉2で打った蕎麦です。
外二八蕎麦
蕎麦粉10:小麦粉2で打った蕎麦です。
逆二八蕎麦
蕎麦粉2:小麦粉10で打った蕎麦と言われています。乾麺などに多い蕎麦です。
蕎麦の効能
ルチン
蕎麦の代表的な栄養素と言えばルチンです。ルチンはその他の食材にも含まれていますが、蕎麦と言えばルチンというぐらい有名な栄養素なのです。ルチンは他にも「ビタミンP」や「ヘスペリジン」とも呼ばれています。
ルチンはポリフェノールと似ていて、抗酸化効果が非常に高いのが特徴です。また健康効果としては、高血圧や脳卒中などの生活習慣病の予防に有効とされており、そのためアメリカやヨーロッパでは薬としても使用されているほどなのです。
高血圧や脳卒中の予防改善に有効な理由としては、血管の強化、血流の改善、血中のコレステロール値を下げるなどのといったところからこのような効果が期待できるわけですが、肩コリや冷え症などの血行不良によって生じる病気の改善にも有効とされています。
また、血行不良が起こると内臓の働きが悪くなりますが、それを改善してくれる効果も期待できるため、腸をはじめとした内臓の働きをスムーズにし、間接的にも美肌を作ったり、体全体の健康促進効果があると考えられています。
そして、忘れてはいけないのがルチンはビタミンCとの相性が非常に良いということです。ビタミンCといえば、美肌を作るというイメージがありますので、抗酸化効果も高く美白効果が期待できます。
さらには、コラーゲンの生成も行うので、潤いのある肌作りが期待できます。ですので、蕎麦を食べた後にデザートにみかんを食べるとか、そばつゆにレモンを添えてみたり、シークワーサー果汁を混ぜるなど工夫を凝らすと蕎麦のルチンを有効活用できます。そういう意味では柑橘類と組み合わせることで、蕎麦はエイジングケアにも有効な食品と言えます。
ルチン以外の成分
コリンという成分には、肝硬変や動脈硬化を防いだり、自律神経失調症になりにくくする効果があるとも言われています。そのほかにも、疲労回復に効果のあるパントテン酸やお肌のシミ・ソバカス防ぐシスウンベル酸、大腸ガンや便秘になりにくくする食物繊維が蕎麦には含まれています。
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