沖縄はスーパーフードの宝庫?!沖縄のスーパーフードを調べてみよう!
スーパーフードといえば、チアシードやアサイー、ゴジベリー、ココナッツオイルなどが思い浮かびますが、ジャパニーズフードにもたくさんスーパーフードがあります。
その中でも、沖縄にはたくさんスーパーフードと言われる食材があります。沖縄のスーパーフードとはどんなものがあるのでしょうか。
シークヮーサー
沖縄県が推奨しているスーパーフードの一つ目が「シークヮーサー」です。夏の疲れに効くクエン酸が豊富で、「ノビレチン」という栄養成分も多く含まれています。
ノビレチンはポリフェノールの一種で、シミの原因となるメラニンを抑制し、美白効果が期待できます。紫外線による皮ふの炎症も防ぎ、県ではシークヮーサーエキスを使った化粧品の研究も進められています。
強い紫外線にさらされた皮には、身を守るため他の柑橘(かんきつ)類の400倍ものポリフェノールが集中し、ポリフェノールには抗酸化作用があるため、皮ごと食べれば肌だけでなく、体全体の老化防止にもつながります。
地元では、皮ごと薄くスライスし、蜂蜜に漬けたものが食べられています。レモンのはちみつ漬けのようなものですね。
そのまま食べるほか、そうめんにかけて食べると甘酸っぱくサッパリとした味が楽しめます。
ほかにも内臓脂肪を減らして肥満予防や脳機能改善で認知症予防に効果が期待できるようです。
もずく
二つ目のスーパーフードは「もずく」です。
もずくのぬめり成分「フコイダン」が、体内に吸収される糖分のスピードを遅らせ、血中コレステロールを減少させます。肥満や糖尿病、高脂血症など、生活習慣病予防につながります。
さらに、肝臓がんの抑制、がんの転移を阻止、抗がん剤の副作用軽減も近年の研究で明らかになっています。
オーソドックスなのは「もずく酢」だが、毎日これでは飽きてしまうので、地元沖縄の人たちは、ひき肉や野菜と一緒に大量のもずくを炒めてご飯にのせる「もずく丼」のほか、乾燥もずくを味噌汁やカップラーメンに入れてみたり、そばやそうめんのかわりにめんつゆで食べるなど、様々な楽しみ方で日常的に食べられています。
発酵さとうきびバガス
三つ目のスーパーフードは「発酵さとうきびバガス」です。耳慣れない人もいると思いますが、沖縄が新たに推奨しているスーパーフードなのです。
砂糖の原料を搾ったあとに出るさとうきびのかす(バガス)には、レタスの約49倍もの食物繊維が含まれているのです。
これを爆砕し、醤油麹菌を混ぜて発酵させ繊維質を分解、粉末状にしたものが「発酵さとうきびバガス」です。
食物繊維には脂質を吸着する効果があるが、発酵さとうきびバガスは爆砕で繊維が毛羽立っているため、普通の食物繊維の約2.5倍の脂質を吸着できます。
醤油麹菌発酵によって作られる「フェルラ酸」も健康効果が高い栄養素です。フェルラ酸とは植物の細胞壁などに含まれるポリフェノールの一種で、脳の血流が増えると実験で証明され、認知症の予防や進行を抑えると期待されています。物忘れの進行を予防するほか、抑うつ、元気がない、気分が落ち着かないなどの症状の緩和が期待できます。
発酵さとうきびバガスは、味にはクセがなく、1合につき1グラム粉末を入れてご飯を炊く「さとうきびご飯」がよく食べられているほか、ヨーグルトやコーヒーに入れたりと、何にでも合わせやすく最注目の食材です。
今回紹介した3つの食材のうち2つは、沖縄だけではなく、近くのスーパーなどでも手に入る食材です。発酵さとうきびバガスもネットショップなどで手に入る食材です。沖縄のスーパーフードをぜひ試してみてはいかがですか?
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