「ホワイトチアシード」ってなに?

ホワイトチアシードは、別名「サルバチアシード」と呼ばれ、サルビアヒスパニカという植物の種のことをいい、マヤ文明やアステカ文明が存在していた、メキシコ・アルゼンチン・ボリビアなどの中南米で生産されています。

チアシードは、2種類に分類され、その色からブラックチアシードとホワイトチアシードに分かれています。この2種類がミックスされて入っている商品もあるため既に食べたことのある人もいるかもしれませんね。
実は、このホワイトチアシードはブラックチアシードに比べて、含まれている栄養素の量が違うのです。そこに着目し、品種改良され、白い粒だけピックアップして作られたのがホワイトチアシードです。

必須脂肪酸に富んでいる

チアシードは、オメガ3と呼ばれる必須脂肪酸に富んでいます。必須脂肪酸とは、体内で合成することのできない脂肪酸の種類で、食品から摂り入れる必要があります。

特にオメガ3は、血液をサラサラにして血中コレステロールを下げる効果があるため、肥満防止やアンチエイジングに優れています。そんなオメガ3の量は、ブラックチアシードよりもホワイトチアシードに多く入っています。

水に含ませた時大きく膨らむ

チアシードは、元々ゴマを小さくしたような見た目ですが、水に含ませるとぷるぷるしたゼリー状に変化します。その大きさは、ブラックチアシードは10倍、ホワイトチアシードは14倍にも膨らむのです。

このような食物繊維による膨張化は、食べた時の満腹感に繋がるためダイエットにとても効果的です。また、こちらが腸壁を刺激して腸の蠕動運動を促す効果もあるため、便秘解消にも非常に有効だと言えます。

豊富なカルシウム・鉄・マグネシウム量

牛乳200mlで摂取できるカルシウム量は200gと言われていますが、チアシードに関してはたったの15gで摂取できるカルシウム量は、ブラックチアシードで123g、ホワイトチアシードで115gと、かなり多いと言えます。
更に、鉄やマグネシウムなど、美容と健康に必要不可欠なミネラル成分も大量に含まれており、貧血改善や歯の健康などにも優れています。

チアシードの食べ方

ホワイトチアシードの方が、ダイエット効果のある必須脂肪酸量や食物繊維の量を考えた時に優れていると言えますが、それだけでなく、水に溶かした時の見た目もブラックチアシードのちょっとグロテスクな感じに比べてホワイトチアシードの方が食べやすいと言えるでしょう。

チアシードは乾燥したまま摂取することも可能ですが、ダイエット効果が欲しい人は水に戻してから食べる方がおすすめです。お湯ではなく、水に置いて10分〜1時間程度放置するとプルプル美味しく食べることができます。ジュースやスムージーに入れてもいいし、ヨーグルトなどのデザートに混ぜても美味しく食べられます。

いかがでしたか?

健康や美容を叶えるには、毎日の規則正しい生活習慣や食生活、運動が非常に大事ですが、それに加えてスーパーフードを日常に摂り入れることで、プラスαの嬉しい効果がたくさん得られます。

その中でも、ホワイトチアシードはダイエット効果に優れていて、味にクセがなく様々なものに混ぜることができるという点において、スーパーフード初心者にもおすすめです。

海外ではミランダ・カーを始めとするセレブが毎朝食べていると言われているチアシード、ぜひ、今日からあなたも生活の中に取り入れて、健康的な美しさを目指しませんか?

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黒木 絵里

東京モード学園メイクヘア学科卒業後、外資系化粧品メーカーBOBBI BROWN、smashbox cosmeticsの2社を経験。その後、在学中に取得した専修学校准教員認定資格を活かし(株)HAIR MAKE Ashのクリエイティブチームにてヘアショーや撮影等のメイクを担当。社内メイク講習の講師を務め、同社にてメイクセクションを設立。社内のマニュアルの作成を行い、メイクのタッチアップを各店舗に浸透させた。
一般の方向けのメイクレッスン、美容師のメイクスキル向上のための人材育成を行っている。現在は「Eri Kuroki Make-up solution」を立ち上げ、代表としてメイク講師の傍ら、企業のメイクのビジュアルルック作成のディレクション業務やコスメ監修のほか、美容ライター、ヘアサロンのコンサルティング業務も行っている。