スーパーフード・ザ・ビーンズ! 豆について知る
豆類は加工食品も数多くあるのでレシピの数も多いのが助かります。女性たちからの人気も高く、種類も豊富なので今後さらに話題になっていくはずです。普段スポットライトの当たらない子たちですが、その秘められたパワーを知ったらさっそくスーパーへ探しに行ってみてくださいね。
さやえんどう
色合いでも楽しめるさやえんどう。お家で育てやすいので、こどものころに収穫したことがあるというかたも多いかもしれません。
食物繊維とビタミンCが豊富で、美容にもぴったり。必須アミノ酸の“リジン”には集中力や疲労回復をサポートする力があり、お子さんやスポーツをされるかたにおすすめです。さらに肝機能を向上させる“コリン”という成分が含まれており、老若男女に幅広く愛されるスーパーフードと言ってよいでしょう。休憩時間のスナックやスープとして食べるのがアメリカでは多いようですね。
成分
ビタミンK、葉酸、食物繊維、たんぱく質、チアミン、パテントン酸、マンガン、カリウム、マグネシウム、銅、鉄、亜鉛、ビタミンB6、ナイアシン、ビタミンB2、フラボノイド
さやえんどう 196gー231kcal
たんぱく質 16.4g、脂質 0.8g、飽和脂肪酸 0.1g、炭水化物 41.4g、食物繊維 16.3g
黒ささげ豆(ブラック・アイド・ピー)
アメリカではとても一般的な豆ですね。豆の一粒一粒に、黒い目のような模様が入っている事でブラック・アイド・ピー(黒い目をした豆)と呼ばれています。
“葉酸”が多く含まれているのが特徴で、小豆と比べて約2倍とのこと。葉酸は“造血ビタミン”とも呼ばれ、血液を造る作用があるとされています。貧血予防はもちろん、細胞の生まれ変わりをサポートしたり、肌トラブル全般にも効果があるという研究データも。ストレスによって作り出されるセロトニンの働きを抑えるという効果まであり、女性なら積極的にとってもらいたい野菜です。ビタミンCとの相性が良いので、ぜひ一緒に摂取するよう意識してみてください。
これだけでも黒ささげ豆がいかにスゴイスーパーフードかということがわかっていただけたはず。一度お試しくださいね。日本でも各地で栽培されており、お赤飯に入っているささげの変わりに使われることもしばしば。煮豆にしてもとってもおいしいです。
成分
葉酸、食物繊維、たんぱく質、チアミン、マンガン、鉄、マグネシウム、亜鉛、銅、カリウム、ビタミンB6、B2、パテントン酸、セレン
黒ささげ豆 172gー200kcal
たんぱく質 13.3g、脂質 0.9g、飽和脂肪酸 0.2g、炭水化物 35.7g、食物繊維 5.7g
スーパーフード・レシピ
アメリカのホームメイド・ビーンズレシピ
《材料》
ブラック・アイド・ピー、チキンブイヨンまたはコンソメなど、トマト、たまねぎ、にんじん、玄米、塩こしょう、その他お好みの調味料
《作り方》
1.豆は炊いておく。玄米も炊いておく。
2.なべにチキンブイヨンやコンソメ等を入れ、そこに刻んだたまねぎ、トマト、人参を入れて煮込む。
3.ブラック・アイド・ピーと玄米を入れ、塩こしょうなどで味を整える。
日本の豆料理は「甘い」ものばかりですよね。家庭で出される物にも、やはりお砂糖を使う物だと思いますが、アメリカではお砂糖は使わず、塩で塩辛くします。初めて食べた時には不思議な感じがしましたが、とってもおいしく、もっとたくさん豆が食べられます。
いろんな野菜やいろんな豆を使って、あなただけのオリジナルのスーパーフード・スープを考えてみるのも、いいかもしれませんね。
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