チアシードって?

チアシードは、南米原産のシソ科の植物であるチアの種です。その歴史は古く古代マヤ・アステカ時代から食べられている伝統的な穀物です。見かけは一見ゴマのようですが、水につけると10~15倍ほどに膨れ上がります。

チアシードの栄養価

チアシードの人気の秘密はその栄養価のすばらしさにあります。一日に必要な栄養素のほぼ半分が大さじ一杯ほどのチアシードで摂取できると言われています。

・食物繊維
・タンパク質
・カルシウム
・銅
・リン
・カリウム
・亜鉛
・オメガ3脂肪酸
・オメガ6脂肪酸
・8種類の必須アミノ酸

【同量の他の食品と比べた場合】
・カルシウム(牛乳の6倍)
・リン(牛乳の11倍)
・カリウム(牛乳の4倍)
・鉄分(ほうれん草の6倍)
・亜鉛(アーモンドの1.4倍)
・マグネシウム(アーモンドの1.3倍)

アメリカでは保健福祉省の食品医薬局であるFDAでもお墨付きを頂いている食品です。

チアシードの主な効能

・心臓病の予防
・コレステロール値の改善
・糖尿病の予防
・ガンの予防
・高血圧、動脈硬化予防
・炎症抑制作用
・美肌アンチエイジング効果
・ダイエット効果

女性にうれしい効果は?

PMSの症状

含有されているα―リノレン酸は、アレルギーを抑制したり、うつ病を軽減したり、血流改善や動脈硬化の予防などの効能があるとして知られています。

さらに最近の研究で女性ホルモンを整える効果があることがわかってきたそうです。そのために月経前のホルモンバランスの乱れにより起こるPMS(月経前症候群)の改善が期待できます。

生理痛の軽減

チアシードの抗炎症作用ですが、これには生理痛の原因であるプロスタグランジンの分泌を抑える効果もあるそうです。

妊活

食生活全般を改善して妊娠しやすい体に変えていくのですが、その際に必要な栄養素である女性ホルモンに大きく関わってくる成分、オメガ3系必須脂肪酸(α―リノレン酸)、妊娠力を高める重要な栄養素であるビタミンE、8種類の必須アミノ酸、も一緒に摂れます。

乳がんと子宮がんにも効果

2013年の生化学分野の論文で、αリノレン酸には乳がんと子宮がんのがん細胞の増殖を抑制する効果があるということが認められました。その他の部分についてはまだ研究中ということですが、女性にはうれしい効果です。

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すふらぶ編集部

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