妊活にもおすすめ!スーパーフードで妊娠力を高めましょう
妊活中、これから妊活を行う人も、まずは自然妊娠ができる体作りのために生活習慣を見直すことが必要になります。睡眠・適度な運動はもちろんですが、食事はとても重要になります。毎日の栄養バランスやメニューを考えなくてはならないので一番大変なはず。そんな時こそスーパーフードを活用してみてはいかがですか?料理に混ぜたり、サプリメントで補うだけで妊活に必要な栄養が手に入れることができますよ。
妊活中におすすめのスーパーフード
ホルモンバランスを整えたり、精子や卵子を良い状態に導いたり、保つために役立つスーパーフードを紹介します。妊活力を上げる為には、こういった効果の高いスーパーフードを積極的に体に摂ることをおすすめします。
もちろん個人の差もありますが、薬に比べて安心して摂取できることもあります。スーパーフードは料理や飲み物に混ぜたり、スーパーフード同士を組み合わせて食べることもできるので、必要な栄養がわずかな分量で手に入るのも大きなポイントです。食品として簡単に手に入らないものは、サプリメントで摂ることも効果的です。
では、妊活におすすめのスーパーフードを紹介しましょう。
アーモンド
女性が不妊に陥ってしまう原因として、ビタミンEの不足があげられています。ビタミンEは妊娠ビタミンと呼ばれるくらい、妊娠力に直接つながるビタミンであるといわれています。
ビタミンEは、強い抗酸化作用に自律神経を整える働きを持っているのですが、この力によって、ホルモン環境が整い、血流が改善されるので卵巣機能が回復し、卵子の質が良くなります。
血流も改善されるので子宮に栄養素をスムーズに送れるようになりますし、何より女性の天敵である冷えにも効果抜群です。アーモンドは、そんなビタミンEの含有量がトップクラスで、手軽に摂取できる食べ物になります。
ビタミンEは脂溶性にあたる栄養素なので、取りすぎると脂肪へ繋がってしまいます。つまり、取り過ぎはかえって体に良くないと言えます。
その点、アーモンドは1粒単位で食べられますから、摂取量の調節が簡単で、1日に必要なビタミンEをバランス良く取り入れることができます。
1日のアーモンドの摂取量の目安ですが、他の食品でビタミンEを取ることも考えられるます。目安は23粒ですが、それより少なめに食べると良いでしょう。
男性にとっても、ビタミンEは精子の質を高めるとされていますので、夫婦揃って上手に取り入れていきたいスーパーフードです。
クルミ
クルミには、オメガ3系必須脂肪酸が豊富に含まれています。体内で生成できない成分のため、食物から摂取する必要がある脂肪酸でもあります。
オメガ3系必須脂肪酸は体の細胞膜を作る原料になる体にとって必要不可欠な成分で、これはホルモンを元気にするよう働きかけてくれます。不足してしまうと、関節が痛みやすかったり、疲れがとりにくくなるだけでなく、不妊になりやすく、また流産の確率が高くなるとされています。
クルミはアーモンドと同じくビタミンEも含んでおり、そして良質な脂とミネラル、適度な糖分を取ることもできますからおやつとしてもおすすめです。
男性にとっても精子の生命力と運動力、形状まで向上した研究結果も存在するくらいですから、適度に摂取することで男性にも良い効果をもたらします。
妊娠しやすい体作りを目指す妊活中に、クルミは必要な栄養素をたくさん持っているのです。
単体で食べるのは味気ないという人でも、焼き菓子に混ぜたりしたり、ドライフルーツと混ぜるなどできるのもナッツ系の嬉しいところです。
ザクロ
ザクロは妊活中の女性に人気のスーパーフードです。特に高齢の方に人気で、卵子に良い影響を与えてくれるといわれています。
ザクロにはエラグ酸や女性ホルモンの一種であるエストロゲンがたっぷりと含まれており、これは卵胞ホルモンとも呼ばれているのです。
卵胞ホルモンは、卵胞の成熟を助け、精子が通りやすくなるように子宮頸管粘膜を分泌してくれます。それだけでなく、排卵を促してくれる効果もあるため、排卵障害で悩んでいる人の強い味方になってくれるのです。
このほか、ザクロにはビタミンB1・B2・Cなどの体に必要なビタミンや、ミネラルも含んでいます。冷え性予防にも効果があるので、体を冷やすことが良くない妊活中の体には嬉しい効果です。
ただし、ザクロは種ごと食べなくては効果がないといわれています。手に入りにくい上に、果物とはいえ種まで食べるのは難しいですから、ジュースにして飲むか、サプリメントで摂取するようにしましょう。
エストロゲンは、種に多く含まれているので、ジュースを作る時は種ごとしぼって飲みましょう。
チアシード
チアシードは妊活に効くと話題になっているほどの食べ物です。メキシコなどの中南米で栽培されている果実の種のことで、栄養が豊富でダイエットや健康食品としてジャンルを超えたスーパーフードといえます。
チアシードには、8種類もの必須アミノ酸が含まれていますし、それ以外にもa-リノレン酸、妊娠力を上げてくれるビタミンE、食物繊維と、実に体に良い成分が凝縮されているのです。
なかでも、ビタミンEやオメガ3系必須脂肪酸は女性ホルモンに大きく関わってくる成分ですから、チアシードを取り入れるだけで妊活に必要な栄養素が取れてしまいます。
見た目はゴマに近い粒状の穀物に見えますが、水を加えるとゼリー状に変化し膨らむ特徴があります。
そのままでも食べやすいですが、ヨーグルトに入れて食べたり、スムージーにして飲んだりするのがオススメの摂取方法です。少量でも満腹感が味わえるので、上手に取り入れていきましょう。
マカ
マカとは、ペルーの標高の高い土地で育つ根菜です、見た目はカブや大根に近い形をしており、2000年以上の歴史を持っています。現地の人々にとってはスタミナ源として重宝され、国にとっては貴重な外貨資源として国外への持ち出しを禁止しているほどです。
必須アミノ酸やビタミン、ミネラルとバランス良く、そして豊富に成分が含まれているので男女どちらにとっても、効果的なスーパーフードになります。また、マカには滋養効果があるので体の機能を整え、気付かずにいる悪い所を改善してくれるパワーも持っています。さらに植物エストロゲンと呼ばれる成分が作用することにより、月経異常などの不妊の症状や食生活の乱れなどちょっとしたことで崩れやすいホルモンバランスを整えてくれるので、妊活で食べておきたいスーパーフードとも言えます。
根菜とはいえ、日本ではマカを食べる文化はありませんから、取り入れる際にはパウダータイプやサプリメントで服用しましょう。
最近は、国産の無農薬のマカの開発も進んでいるので、そういったサプリメントを選ぶとより安心してマカを摂取することができます。
パウダーであれば、小麦粉と似たような調理ができるので、お菓子作りの時に加えてみたり、飲み物に入れて摂り入れてみましょう。
スーパーフードの注意点
妊活中におすすめのスーパーフード。自然の食品が多いので、薬などと違い副作用のリスクは低いのですが、摂取量は気をつける必要があります。
例えば、クルミやアーモンドなどのナッツ類は脂溶性ですから、取り過ぎればその分が脂肪になってしまいます。マカやチアシード、ザクロにしても体質的に合わない場合はアレルギーのように体に反応が出てしまうこともあります。チアシードは、過剰に摂取するとお腹が緩くなってしまうこともあります。
それぞれのスーパーフードの摂取する限度は決められていませんが、1日の体に必要な栄養は決まっていますので、摂取量に気を付けながら、妊娠しやすい体作りに役立てていきましょう。
スーパーフードの調理や継続してスーパーフードを摂取するのが困難な場合は、スーパーフードを含む葉酸サプリメントを選ぶようにしましょう。
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