スーパーフードの定番「チアシード」 でもその食べ方あっていいますか?
スーパーフードの駆け出しにもなった「チアシード」ミランダ・カーを筆頭に海外セレブや日本の女性芸能人やモデルも多くチアシードを食べています。きっと試した方もいるのでは?でも、チアシードの食べ方あっていまっすか?
今日は正しいチアシードの食べ方を再確認しましょう。
チアシードそのまま食べていませんか?
チアシードをヨーグルトに混ぜて食べるとか、サラダにかけて食べるとか、クッキーを作るときにそのまま混ぜて焼いたとかブログなどで見かけますが、チアシードを何もせずにそのまま食べても効果はあまり期待できません。
チアシードは水に漬けて膨張させたものを食べるのが必須です!水につけずにそのまま食べると、チアシードはお腹の中で水分を大量に吸収するため、胃の中の水分を奪ってしまいます。
チアシードは水に10分ほどつけておき膨らませておくと、種が10倍に膨らみます。さらに膨らんだチアシードの周りに透明なゼリー状の液体ができます。これは「グルコナンマン」と言われる食物繊維であり、コンニャクなどに含まれる成分です。
このグルコナンマンは食欲を抑える働きや、糖やコレステロールの吸収を抑える働きがあり、さらに便秘の解消に効果を発揮します。チアシードを水につけておかずそのままで食べてしまうと、ダイエット効果は薄れてしまいます。
摂取量を守っていますか?
チアシードはカラダにいいからといって、摂りすぎていませんか?
実はチアシードは意外にもカロリーが高いのです。チアシードのカロリーは100gあたり534kcalもあります。お米でいうとご飯茶碗1杯(140g)が235kcalなので2杯以上のカロリーになります。
チアシードの1日の摂取基準量は10g程度(大さじ1杯程度)です。カラダにいいからと必要以上に食べてもダイエットには逆効果なのです。
必ず摂取量を守るようにしましょう。
チアシードをお湯にいれていませんか?
チアシードを40度以上のお湯に入れてしまうと、チアシードの持つ美容成分が壊れてしまいます。そのためホットティーやミルクティーなどに混ぜて飲むよりかは、冷たい飲み物に混ぜたり、ヨーグルトに混ぜるのがベストでしょう。
副作用を気にする方は...
チアシードを水でふやかして食べた場合に、特に副作用等は聞かれませんが、少し気になるのが「発芽毒」と呼ばれるものです。
この発芽毒はアブシジン酸と呼ばれるものなんですが、水にちゃんとふやかして食すれば毒性は無くなります。そして、水にふやかしておく時間もポイントになります。だいたいチアシードに対して10倍のお水を目安に、12時間はふやかしておくと毒性は無くなります。毒性が心配な方は12時間以上を目安にしてください。
チアシードダイエットは気長に
ダイエット目的でチアシードを摂りいれても、全然効果がない!なんて嘆いている人はいませんか?
チアシードダイエットに即効性はありません。チアシードは健康的にダイエットしていきたい方へのサポート食品と考えてましょう。
チアシードにはビタミンB・ミネラル・カルシウム・鉄分など、女性に嬉しい成分がたっぷりと含まれており、ダイエットで不足しがちな栄養バランスを整えてくれる効果が高いのです。ダイエットを始めると栄養不足で肌や髪に必要な栄養が足りなくなることがありますが、チアシードの凄いところは、このような栄養成分が補われることなのです。そして、スプーン一杯あたりに食物繊維が5.6gも含まれていますので、お通じをスムーズにしてくれたり、ダイエットで崩しがちな体調を整え、美肌へ導くサポートをしてくれます。
いかがですか?
栄養たっぷりのチアシード。正しい方法でカラダに摂り込んで美肌と美ボディを手に入れましょう!
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