フリーカはアラブ諸国で古くから食べられている穀物で、青麦をローストして乾燥させたものです。フリーカには食物繊維が豊富に含まれています。その量は玄米の約4倍、キヌアの約2倍。体の中から不要な老廃物を、便と一緒に排出しやすくしてくれます。また、ダイエット中は筋肉を落とさないためにたんぱく質も必要。フリーカにはたんぱく質も豊富に含まれています。

ビタミン類や、カルシウム、鉄などのミネラルが体の代謝機能を良くし、低GI食品なので食後の血糖値を急上昇させません。腹持ちも良く食後の満足感が持続しますので、ダイエット中にも積極的に食べたいおすすめのスーパーフードなのです。

市販されているグラノーラは、メイプルシロップや砂糖が大量に使われているものが多く、ダイエット中には不向きです。食べ過ぎると糖質の摂り過ぎで太ってしまうこともあります。ですが、自分で作ればダイエット中にも食べられる、糖質が少なく栄養豊富なグラノーラを味わうことができます。フリーカの他にも、スーパーフードをふんだんに使ったグラノーラの作り方をご紹介します。

【材料】
・フリーカ
・ココナッツオイル
・アガベシロップ
・アーモンド
・オートミール
・塩 ひとつまみ
・好みのドライフルーツ


【作り方】
1.ボウルにドライフルーツ以外の材料を入れて混ぜます。
2.湿ってまとまりやすくなるくらい混ぜたら、オーブンの天板にクッキングシートを敷き、その上に平らに広げます。
3.160℃のオーブンで15分ほどキツネ色になるまで焼きます。
4.焼きあがったらドライフルーツを混ぜ合わせて完成です。

ココナッツオイルとアガベシロップは同量にし、その他の材料は混ぜながら量を調節して下さい。メイプルシロップの代わりに低GI食品であるスーパーフードのアガベシロップを使います。ナチュラルな甘さがとても美味しいです。ドライフルーツにはエイジングケアに効果的なスーパーフードの、ゴジベリーがおすすめです。他にもココナッツオイルやアーモンドなど、スーパーフードをふんだんに使ったグラノーラのレシピです。出来上がったグラノーラは、そのままポリポリと食べたり、ヨーグルトにトッピングしたり、シリアルとして食べたりして楽しんでみて下さいね。

日本ではお粥というと、白いご飯に梅干しを入れるなどして、塩味で食べますよね。外国ではお粥に砂糖を入れたり、牛乳で炊いたりしてスイーツとしても楽しまれています。実際にフリーカは昔からアラブ諸国でお粥にして食べられてきました。ココナッツミルクで作る甘いフリーカのお粥をご紹介します。

【材料】
・フリーカ 1/3カップ
・さつまいも 適量
・バナナ 半分
・プルーン 適量
・ココナッツミルク 1カップ

【作り方】
1.鍋に水を入れて、フリーカとカットしたさつまいもを入れて茹でる。
2.10分ほどしたら、ココナッツミルクを入れてとろみが出るまで火を入れながら混ぜ合わせる。
3.火を止めて器に入れ、カットしたプルーンとバナナをトッピングして完成。

砂糖を入れなくてもココナッツミルクとさつまいも、バナナ、プルーンで自然な甘みを感じられます。食物繊維たっぷりなので、お腹をスッキリしたい時におすすめです。腹持ちが良く栄養も摂れますので、おやつとしてだけではなく、朝食にもぴったりです。

ダイエット中には敬遠されるクッキーも、作り方次第で太りにくいおやつに。材料を混ぜ合わせて焼くだけで、簡単に作れるフリーカ入りのクッキーです。

【材料】
・茹でたフリーカ 大さじ 3
・小麦粉 50g
・ココナッツオイル 大さじ2
・ラカント 大さじ2
・ココアパウダー 大さじ2
・刻んだアーモンド 適量

【作り方】
1.ボウルに材料を全て入れて混ぜ合わせます。
2.クッキー種としてまとまってくるので、手で丸めて形を作ります。
3.180℃のオーブンで20分焼けば完成です。

小麦粉の分量を減らし、その分フリーカを使います。プチプチとした食感がくせになるクッキーです。白糖は使わず、カロリーゼロの天然甘味料ラカントでほんのりと甘みをみ。また、バターの代わりにスーパーフードのココナッツオイルを使うので、風味が良くヘルシーです。スーパーフードのココアパウダーとの相性も抜群。ダイエット中にも安心して食べられるクッキーです。

フリーカを使って簡単に作れるダイエットスイーツ。体に優しいおやつがあれば、ストレスを溜めずにダイエットに取り組めると思います。ぜひ作ってみて下さいね。