祝・ユネスコ無形文化遺産登録!和食を◯◯することが21世紀型美人の秘訣
芸能や伝統工芸技術のような“形のない”文化でかつ、その土地の歴史や生活風習に密接にかかわっているものを「ユネスコ無形文化遺産」と言います。そこに日本人が誇る“和食”も、2013年12月4日に登録を果たしました。和食は、日本人だけではなく、外国人からもラブコールがある食文化。私たちが慣れ親しんで食べている食材が、スーパーフードだったりするのです。ここでは、「和食の魅力」をおさらいしていきましょう。
引き継ぎたい魅力 「和食」の4つの特徴
多様で新鮮な食材とその持ち味
日本の国土は南北に長く、海、山、里と表情豊かな自然が広がっているため、各地で地域に根差した多様な食材が用いられています。また、素材の味わいを活かす調理技術・調理道具なども発達。地方によって様々な味わい深い食材を堪能できたり、生の刺身や昆布でしめるなどといった他の国にはあまり見られないような調理方法も多数見受けられたりします。
健康的な食生活と理想の栄養バランス
一汁三菜を基本とする日本の食事スタイルは、理想的な栄養バランスを保っているといわれています。だしの「うま味」を上手に使うことによって動物性脂肪の少ない食生活を実現し、日本人の長寿や肥満防止に役立っていることはみなさんご存じでしょう。なんでも、うま味自体を日常的に味わうことによって心の柔軟性が増し、ストレスに強くなるともいわれているのです。
和食を日常的に取り入れることで、「健全な魂は健全な肉体に宿る」といった言葉を心の底から深く感じられると思います。
自然の美しさや季節の移ろいの表現
食事の場で、自然の美しさや四季の移ろいを表現しているのも和食の特徴のひとつです。季節の花や葉などで料理を飾りつけたり、季節に合った調度品や器を利用したりすることで季節感を思う存分楽しむことができます。
目で見て香りで楽しむ、実際に口に運ぶ際に五感を心地よく刺激するとともに非常に栄養価の高くなる旬の食材を食卓に運ぶことで、効率よく栄養を吸収できるというメリットがあります。
年中行事との密接な関わり
日本の食文化は、おせちを頂くお正月などの年中行事と密接にリンクして育まれてきたものです。自然の恵みである食を大切な家族や親戚、仲間と分かち合い、食の時間を共有することで心の絆を深めていくことができます。
和食材はスーパーフードの宝庫
最後に、日本に古くから伝わる和食材のスーパーフードと、主な健康効果をご紹介いたします。
抹茶
抗酸化作用/便秘予防/抗炎症・抗アレルギー作用/血糖値上昇抑制/口臭予防
梅干し
疲労回復/抗酸化作用/殺菌・除菌効果/便秘予防/老廃物の排出
納豆
血圧を下げ筋肉や心筋の活動を正常に保つ/健康な肌・髪・爪・筋肉を育てる/便秘予防/ニキビ・口内炎予防/血行促進作用/むくみの改善
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