健康は自分でつくる時代

現在、2人に1人はガンだといわれるほど、病気の人が増えている事実があります。特に糖尿病・心疾患、脳血管疾患のような生活習慣病といわれる病気は増加しつづけているのです。

そんな中、人々が健康に目を向けるのは必然的な状況であるといえます。そして、自分でできる病気に対する取り組みとして、様々な食事療法が提唱されています。人の心身は食べたものでつくられることから、何を食べるかが重要なのです。

スーパーフードの特徴は

スーパーフードは、一般的な野菜というより、健康食品といえます。健康にいいとされる、ある特定の有効成分の含有量がずば抜けて高かったり、ごく少量で利用・健康成分を効率的にとれるものであるという特徴があります。

スーパーフードといわれるほとんどの食品が、野菜、果物、種実、藻、海藻のように自然由来の植物性食品であることもポイントです。植物性食品ですから、菜食主義の人々も食生活にとり入れることができます。

スーパーフードは季節や体調に合わせる食のスタイルで

筆者は、健康や美容に対する関心は高いのですが、「あれはダメ」「これもダメ」といわれると正直、続かないのが実情です。

酵素を十分にとれる、48度以下の非加熱の食品であるローフードやリビングフードが健康に良いと聞けば、すぐに飛びつき、食生活にとり入れるといった具合ですが、非加熱のローフードやリビングフードは、夏はいいのですが、冬になるとやはり温かい食事をとりたくなります。スーパーフードは、スプーン一杯を日常の食事に加えるだけという手軽さがあります。

夏は、ローフードやリビングフードなどにスーパーフードを加えたり、冬になったら、温かいスープや鍋調理で発酵食や野菜をたっぷりと摂りつつ、スーパーフードを加えるのはいかがでしょう。季節や体調に合わせて、スプーン一杯のスーパーフードを加えるだけなら、筆者も続けられます。

スーパーフードのここちよさ

スーパーフードは、食事のすべてを変える必要はなく、今までの食事にスーパーフードをプラスするだけという手軽さがあります。

加熱したり、加工する必要もなく、作った食事にふりかけるだけ、ドレッシングに加えるだけ、ヨーグルトに混ぜるだけといった具合ですから、時間のないビジネスマンのような男性でも、買って来たお弁当やお惣菜にスーパーフードを少量プラスするだけで、豊富な栄養素と突出した栄養価の高さで健康に良好な食事に変えることができるのです。

また、スーパーフードの多くが乾燥させてパウダー状にしたものやフリーズドライのようにそのままで食べられるホールフードですから、忙しい人でも買い置きすることが可能です。

「簡単」、「手軽」、「買い置きO.K」と三拍子揃っていますので、スーパーフードをはじめない手はないかもしれません。このような心地よさもスーパーフードの人気の秘密なのです。あなたもスーパーフードをはじめてみませんか。

【参考】
※いとうゆき(2014)『全米で大反響!スーパーフード便利帳』(二見書房)
※ディヴィッド・ウォルフ著、高城剛 監訳(2015)『スーパーフード』(医道の日本社)

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すふらぶ編集部

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